2010年7月28日水曜日

練習試合



本日行った練習試合後の写真です。
今日の主役は祐大朗と涼平。祐大朗は左利きの良さを活かして、相手の得意なテニスをさせずに勝ちきりました。1戦ずつレベルを上げていき、ここ最近の試合の中では1番の試合をしました。更にウインドミル・ラットショットに磨きをかけ、レベルアップを期待しています。

また涼平は練習試合初勝利です。涼平、次は公式戦初勝利を目指して頑張ろう。

康希、康佑は課題が明確になったはずですので、今日からの練習への打ち込み方がこれまでより更に良くなると信じています。


彼らの試合を見る度に、課題を与えてくれると共に、どうやって少しでも上のレベルに引き上げていこうかと大変意欲的にさせてくれます。
毎日の積み重ねを大切に、少しずつ階段を上がっていきたいと思います。

2010年7月19日月曜日

夢はテニスプロになること

アカデミーに通う小学校2年生の女の子が、将来の夢について「テニスプロになること」という題目で書いた作文のコピーを頂きました。
担当コーチをしていて、そのような気持ちを持ってくれたことを大変嬉しく思います。
この作文にははじめに、なぜテニスプロになりたいのかの理由、そしてプロになるための現在の取り組みがかかれていて、文章の構成にも感心しています。

子ども達が夢を実現するためのお手伝いをすることが出来る職業に携われていることに感謝です。

2010年7月16日金曜日

フォアハンドストローク

現在金子コーチのブログで、最新のフォアハンドストロークが取り上げられています。

今でこそ、この知識があるからこそフォアハンドストロークがどういった打ち方をすると、きちんとボールをつぶすことが出来るかを理解できていますが、大学生の時は知識が無かったために貴重な時間をかなり無駄にしてしまったという経験があります。
それも大学でテニスをしていた時間だけですめばまだ良いですが、その技術を直す為の時間も必要でしたから実質かなりの時間ロスをしたことになります。

当時は日頃からテニス雑誌をよく読みあさり、そこで得た技術指導等を上達の参考にしていました。(このお金をきちんと見てもらうことの出来るテニスクラブにかければどれだけ良かったか。)

その頃テニス雑誌で頻繁にフォアハンドストロークの技術指導で見た言葉は「ワイパースイング」で、車のワイパーのような動きでスイングをしてスピンをかけるといったものでした。

当時はかなり意識して練習に取り組んだと思います。
最初はスピンが掛かってこれはかなり効果的だと思っていたのですが、みるみるボールは飛ばなくなり、スピン量は増えるものの短いボールしかいかないので、相手にとっては非常に打ち込みやすいボールに変化しました。また相手の短いボールも同様に打っていましたから、スピン過多で浮いたボールをよくパッシングされていました。

でもそこから元の状態に戻すほどの感覚、そして教えてくれるコーチもいませんでしたし、何が悪いかも分かっていませんでしたから、練習をすればするほどボールが飛ばなくてかなり辛い思いをした覚えがあります。

「ワイパースイング」この言葉に忠実に、フォアハンドストロークを練習し続けたのが間違いでした。
本人の捉え方次第では上手くいく可能性もあります。しかし当時の私にはまったく効果のない、むしろマイナスの言葉でしかありませんでした。
今回金子コーチが説明している肘の位置ですが、私は極端に肘を動かして打つイメージをワイパースイングから連想し、練習に取り組んでいました。まったく運動連鎖を無視した打ち方です。

1度正しくない知識を記憶してしまった私の体は、正しい記憶を覚えさせようとしても、以前の記憶が邪魔をしてなかなか正しく打つことは出来ませんでした。
はじめに正しい知識を得ることが出来ていれば、又はきちんと指導してもらうことが出来ていれば。たら、ればになってしまいますが、少しは違ったのではないでしょうか。

情報をきちんと処理する能力が必要、でもそんなに簡単なことではないですよね。
だからこそ指導者は、言葉を選んで指導しなくてはいけない責任があると肝に銘じてレッスンをしています。

かなりの回り道でしたが、その経験が現在の指導に大変役にたっていますから決して無駄ではなかったということですね。


こちら金子コーチブログ。
http://www.tennis-navi.jp/blog/hidekikaneko//019966.php

2010年7月13日火曜日

ヨーロッパのトッププレーヤーから学ぶ

越智コーチがETAのトーナメントにチーちゃんと、正基と参加している。常に選手のために行動を起こされているので、私もすごく刺激を受け、当然ながらそこに焦点を当てて行きたいと考えている。昨年は韓国遠征と提案した際はまだまだと選手もご両親も理解を得られませんでしたが、今年は全く違った?と信じている。世界で活躍するトッププレーヤーはETAの試合で結果を残している選手が多いということを塚田コーチのワークショップで知り、彼らの夢の達成には避けては通れないと感じた。錦織選手は3トーナメントに参加し、2トーナメントに優勝しているそうだ。もちろん今すぐその舞台で活躍することは不可能であるが、ゴールから逆算して確実に階段を登っていけば夢ではない。幸いにもタイは強豪選手が低年齢からゴロゴロいる。彼らを倒して各トーナメントを優勝するくらいの力を身につけていけばチャンスもあるのではないかと思っている。
ネバーネバーギブアップだ。

ちなみにこれから目標とするヨーロッパのトッププレーヤーがどれ位の練習量と運動能力があるのか資料があったので書いておきたい。12歳のヨーロッパトッププレーヤーは1週間に少なくとも14時間以上練習(試合、トレーニングも含めて)をしている割合が全体の70%いるそうだ。1日あたり平均2時間。貴男選手も小学校2年生から毎日練習、英樹さんも毎日お父さんの出す球出し練習をひたすらやっていたと聞いている。
またそれらのプレーヤーの中でもトッププレーヤーは脚力(立ち幅跳び)、スピード(20メートルラン)、俊敏性(シャトルラン)でより高い結果を出しているようだ。よりアスリートとしての能力が求められているということか。
この年代で活躍する為には、より多くの試合をし、コート上でより多くの時間を過ごすのが必要。

ただし将来を考えると長時間で偏った能力を特化させるのでは無く、高い水準で全ての能力を持っているように、より質の高い練習に取り組まなければならない。

2010年7月12日月曜日

THAI KIDS CUP CHALLENGE を終えて

今回の大会結果はU10で1人がベスト8、U10、U12で1回戦負け、2回戦負けが2人ずつ。
非常に良い内容の試合もありましたが、今大会で経過目標として掲げていたところには残念ながら届きませんでした。
実際に成長を感じ、これまでの練習試合の成果も出ていましたが、今回の結果を冷静に受け止め韓国遠征までに日々ステップアップをしていかなければいけません。
その為にも子ども達には毎日のルーティン目標と、期日目標の見直しをするよう伝えました。

遠征までの1ヶ月は、基本であるボールにきちんと入って打つことをベースに、各ショットの質を上げることと、ショットを有効に使うための戦術練習をみっちりと行っていきます。

彼らの意識が高まり、気づきが多くなれば練習の質が上がり成果を出すことが出来ると信じています。

成功を日々イメージし、毎日を全力で取り組んでいきます。

2010年7月9日金曜日

THAI KIDS CUP CHALLENGE

明日ムアントンタニのLTATで行われるタイのローカルトーナメント(Thai KidsCup Challenge Circuit 3)に選手を引率します。
この大会は8月中旬からの韓国遠征に向けてステップの1つとして設定をしている大会です。
それぞれの経過目標をクリア出来るよう全力でサポートしてきます。

2010年7月4日日曜日

タップしたけど

最近なんだか疲れが抜けず体が重く感じていたので、昨日帰宅してから家の近くでタイマッサージを受けてきました。
昨日タイマッサージをしてくれた方は、お客さんが沢山ついていて、腕が確かというので大変人気のある方なんだそうです。
今までタイマッサージを受けると始まって5分位で寝てしまうので、今回もiPadで本を読みながら寝ようなんて安易な気持ちでいたのが大間違いでした。
1hのマッサージで痛みのために床を何度タップしたでしょうか。
通常痛い場合は、もっとやさしく揉んでもらうようにお願いするのですが、腕が確かと既に聞いていたのと、ただマニュアル通り進めているわけでもないので、必死で我慢しました。

1hはリラックスの時間ではなく、心を鍛える時間となりました。
そのおかげか今日は体が非常に軽くなっています。

ただこの体の疲れを取るには、本日もう1回通ってくれと言われています。
今日もあの痛みに耐えなくてはいけないと思うと、、気が重い。

2010年7月2日金曜日

Rafael Nadal

テニス雑誌テニスマガジンの、Rafael Nadalのインタビューでこんなことが書かれていました。
Rafa「テニスについて僕はこう考えているんだ。テニスっていうのは『自分を超越する』ことが必要とされるスポーツなんだって。常に全身全霊で戦わなければならない。たとえ対戦相手の上に立つことが出来なかったとしても、少なくとも自分自身の限界を超えられるように努力しなければならないんだ。」

「もしその日に自分の出せるベストが、通常のレベルの20%だったとしたら、それは仕方のないことだし、それを変えることはできない。でも、激しい戦いの中でその日にできるすべてを出し尽くして、ポジティブな姿勢を保ち続けるっていうのは、自分の意思でコントロールできるんだ」

「自分が100%を出さないことなんて想像できない。」

まさしくRafaの姿そのものです。

世界No1を真似して取り組んでいきたい。

夏休みジュニアチャレンジ



この夏もジュニアチャレンジを開催することが決まりました。
昨年に引き続き今年も韓国遠征に行くため、3rdキャンプ、4thキャンプは参加することが出来ません。
ここ最近ずっとジュニアチャレンジを担当しているので、自分が携わらないというのも不思議な感じがするのですが、韓国から戻って皆の成長を見るのを楽しみにしていようと思います。

現在次ぎのプレイヤーズクラス候補の話題になることが多く、候補生の名前がスタッフから何名もあがるので誰がプレイヤーズに入るか(入れるか?)に注目しています。
最低週4回以上の練習で、楽しいことを我慢してもテニスに取り組まなければいけないというのは決して半端な気持ちでは続きません。
でもその練習、いやそれ以上に取り組めなければ、選手を目指すスタートラインにさえ立つことが難しいというのも事実。

僕が小学生、中学生の時にはテニスという選択肢はありませんでした。幼少からテニスをスタート出来ること、そしてこの環境で学ぶことが出来る子供達がうらやましいというのが本音です。
集中して練習に取り組むことが出来る夏休みに、プレイヤーズクラスを目指しどれだけのジュニアがアピールをしてくれるのかが楽しみです。

今のプレイヤーズクラスのメンバーを倒す気持ちで是非頑張ってほしいものです。