2010年2月1日月曜日

ロジャー優勝

Live Scoreの前でフェデラーの優勝を知り、先ほど試合の再放送を見ました。
フェデラーの試合は今大会ほぼテレビで見ましたが、簡単にはポイントを取らせず、チャンスがあれば逃さないといった試合運びがとても印象的でした。

戦術、ショットの選択等で気づくことが多かったので、それをレッスンで子供達に伝えていきます。

この決勝戦の3rdセットのタイブレーク、マレーから6−5のセットポイント。バックハンドで完全に追い込み、体を目一杯伸ばして届いたフェデラーのスライスがバックサイド側に短く落ちたボールをマレーがフォアで回り込んでストレートに打ってネットミス。フェデラーがその状況の中で最善のボールを打ってマレーにミスをさせたのかもしれませんが、マレーは絶好のチャンスを逃しました。

そのポイントで印象的だったのはマレーのファミリー席。周りの誰もがチャンスを失った事で頭を抱えている中、コーチ・両親は微動だにせず試合を見つめていました。
この行動は選手の感情を考えての約束事であるのと共に、選手と一緒に必死で戦っているのであると私は感じました。

表彰式、昨年はフェデラーが流した悔し涙を今回はマレーが流しました。スピーチの途中で「I've done.」と悲しみにくれて話す言葉が見つからないマレーにかけたフェデラーの温かいコメント。
素晴らしかったです。

1 件のコメント:

南の国から さんのコメント...

わたしもライブスコアの画面をずっとではないですが、みていました!!

映像が見られないのは残念ですが、フェデラーの優勝を知り、彼がその瞬間にどれだけ喜んだか想像していました!

毎回、フェデラーのスピーチは、勝っていても、負けていても、温かさとユーモアがこもっていてとても素敵な人だな~と思いますね。

今回は、フェデラーの呼びかけで、ハイチ地震のチャリティイベントにも沢山の選手が賛同したというのも聞きました。
本当に素晴らしいですね。