"In the Zone" - the mental state in which a person is fully immersed in a feeling of energized focus
2011年2月27日日曜日
ITF Brunei 遠征
3月4日よりITF Brunei にプレイヤーズクラスの町田亮と一緒に行って来ます。
久しぶりのITF Juniorの遠征。非常に楽しみにしています。
亮がどれだけ勝負に対してどん欲に、そして自信をもってプレー出来るかが私はポイントであると思っています。
本当は一昨日から始まっているITF Maraccaにも出場予定でしたが、予選のアルタネイトの番号がかなり後だったので出場をキャンセルしました。結果的にサインをした選手は全員予選に入れたようですが、昨日より亮が熱を出し体調を崩してしまったのでどちらにしても戦うことが難しかったと思います。
今は回復に向かっているようですのでそこまで心配はしていません。
最後良い調整をして遠征にいけるようサポートします。
ITF Maraccaはシンガポールのプレイヤーズクラスで頑張っている笠原正基が予選を3回勝利し、本戦に駒を進めたようです。
昨年のアメリカ遠征でも一緒だった亮と正基。お互いが良い刺激を受けて、次のステップに向けて頑張っています。
2011年2月26日土曜日
トシを重ねるということ
幸せなことに今日30歳の誕生日を無事に迎えることが出来ました。
沢山の方からお祝いのメッセージ、そしてアカデミースタッフ皆さんに祝って頂きました。
本当に有り難うございます。
20代は沢山の良い経験をすることができました。
中学校の先生として教壇に立ったこと、海外生活、世界を目指したテニス指導と、どれもが貴重なものでした。
30代は20代で得た経験を元に、新しいことへの挑戦、そして形として残していくということを目標にしていきます。
本日頂いたお祝いメールの中で、年を取ったのではなく、年を積み重ねたのだという良い表現を頂きました。
今後も良いトシを積み重ねる事が出来るよう、挑戦を恐れず全力で突っ走りたいと思います。
皆様、今後とも宜しくお願いします。
沢山の方からお祝いのメッセージ、そしてアカデミースタッフ皆さんに祝って頂きました。
本当に有り難うございます。
20代は沢山の良い経験をすることができました。
中学校の先生として教壇に立ったこと、海外生活、世界を目指したテニス指導と、どれもが貴重なものでした。
30代は20代で得た経験を元に、新しいことへの挑戦、そして形として残していくということを目標にしていきます。
本日頂いたお祝いメールの中で、年を取ったのではなく、年を積み重ねたのだという良い表現を頂きました。
今後も良いトシを積み重ねる事が出来るよう、挑戦を恐れず全力で突っ走りたいと思います。
皆様、今後とも宜しくお願いします。
2011年2月24日木曜日
正しい打ち方って?
テニスでこれが正しい打ち方です、というのは存在するでしょうか。
私は正しい打ち方と断定出来るようなフォームとは無いと思いますが、正しいではなく「効率的に力を加えることの出来るフォーム」といったらこれは間違いなくあると答えます。
そのもっとも参考にするべきなのはトッププロ選手の体の使い方。効率的に力を加えることが出来なければあれほどのスピード、精度を出すことは出来ないでしょう。
打ち方自体は千差万別で良いです。昔ながらのクラシックスタイルで打っている方も効率的にボールを飛ばせていればまったく問題は無し。ただし、ボールに上手く力を加える為の基本を外して練習をしていくと、その間違いに気づいて今のフォームから修正するには根気と時間が必要になります。私もこれで多くの時間を費やした経験があります。
その1つの例として、「ボレーは横を向いて打て!」こんなアドバイスを受けた経験はありませんか。もちろんこのアドバイス自体完全に間違いではないと思います。ただどの時点で横を向くのかここが問題です。アドバイスを受けた側はこの言葉の解釈を、「はじめに足と体を横に向いてからボレーをする」と受け取ればそれは非常に力の入らない、苦しい打ち方でボレーを続けることになります。「ボレーは横向き、ボレーは横向き」アドバイスを送っている方はきちんと理解をしていても(もしかしたら非効率的な打ち方をしている場合もある。その方が見本であればイメージからも間違いを犯してしまうので注意が必要)、アドバイスを受け取っている側はその解釈を間違えているかもしれない。アドバイスをする側は、ここを注意しながら言わないと良かれと思ってしたアドバイスがその方の悪い方向に導く可能性だってあります。
だからコーチのアドバイスは非常に重要であると、私は常々感じています。
あくまで大切なのは力の上手く入る、顔の前でボールを捉えるという打点です。この本質を外してのアドバイスは非常に危険です。
前でボールを打とうと思えば「正面を向いて打って下さい」の方が、正しい打点を身につけるためには私のこれまでの指導経験上では有効です。
もちろんこのアドバイスは全員にあてはまるものではありません。
「ボレー後に足は横を向くようにして下さい。しかし顔は正面に向けたままで」ということもあります。大切なのはその方にあったアドバイスをするということ。
じゃあアドバイスをきちんと見極めることが出来ない方は、どうするか。皆さんが練習をして上手くいった方法を続けて下さい。そして信頼のおける人に定期的に確認をしてもらうのが効率的でしょう。1度大きくずれてから直すには、根気と時間、そしてお金がかかりますからね。
それと、試合を中心に練習をされている方も注意が必要です。それだけでは効率よく上達することは難しいのは事実。試合前のストローク、ボレー、スマッシュ、サーブはあくまでWarm up。
プロの選手は決して試合だけを行ってはいません。試合での課題を必ず練習で取り組みます。練習の内容は簡単な球出しからラリーでの練習まで様々です。
上達を目指す方は、試合と練習のバランスをうまく考えてみて下さいね。
皆様のテニスの上達を応援しています。
私は正しい打ち方と断定出来るようなフォームとは無いと思いますが、正しいではなく「効率的に力を加えることの出来るフォーム」といったらこれは間違いなくあると答えます。
そのもっとも参考にするべきなのはトッププロ選手の体の使い方。効率的に力を加えることが出来なければあれほどのスピード、精度を出すことは出来ないでしょう。
打ち方自体は千差万別で良いです。昔ながらのクラシックスタイルで打っている方も効率的にボールを飛ばせていればまったく問題は無し。ただし、ボールに上手く力を加える為の基本を外して練習をしていくと、その間違いに気づいて今のフォームから修正するには根気と時間が必要になります。私もこれで多くの時間を費やした経験があります。
その1つの例として、「ボレーは横を向いて打て!」こんなアドバイスを受けた経験はありませんか。もちろんこのアドバイス自体完全に間違いではないと思います。ただどの時点で横を向くのかここが問題です。アドバイスを受けた側はこの言葉の解釈を、「はじめに足と体を横に向いてからボレーをする」と受け取ればそれは非常に力の入らない、苦しい打ち方でボレーを続けることになります。「ボレーは横向き、ボレーは横向き」アドバイスを送っている方はきちんと理解をしていても(もしかしたら非効率的な打ち方をしている場合もある。その方が見本であればイメージからも間違いを犯してしまうので注意が必要)、アドバイスを受け取っている側はその解釈を間違えているかもしれない。アドバイスをする側は、ここを注意しながら言わないと良かれと思ってしたアドバイスがその方の悪い方向に導く可能性だってあります。
だからコーチのアドバイスは非常に重要であると、私は常々感じています。
あくまで大切なのは力の上手く入る、顔の前でボールを捉えるという打点です。この本質を外してのアドバイスは非常に危険です。
前でボールを打とうと思えば「正面を向いて打って下さい」の方が、正しい打点を身につけるためには私のこれまでの指導経験上では有効です。
もちろんこのアドバイスは全員にあてはまるものではありません。
「ボレー後に足は横を向くようにして下さい。しかし顔は正面に向けたままで」ということもあります。大切なのはその方にあったアドバイスをするということ。
じゃあアドバイスをきちんと見極めることが出来ない方は、どうするか。皆さんが練習をして上手くいった方法を続けて下さい。そして信頼のおける人に定期的に確認をしてもらうのが効率的でしょう。1度大きくずれてから直すには、根気と時間、そしてお金がかかりますからね。
それと、試合を中心に練習をされている方も注意が必要です。それだけでは効率よく上達することは難しいのは事実。試合前のストローク、ボレー、スマッシュ、サーブはあくまでWarm up。
プロの選手は決して試合だけを行ってはいません。試合での課題を必ず練習で取り組みます。練習の内容は簡単な球出しからラリーでの練習まで様々です。
上達を目指す方は、試合と練習のバランスをうまく考えてみて下さいね。
皆様のテニスの上達を応援しています。
2011年2月20日日曜日
子ども達の笑顔溢れるジュニアキャンプ
2011年2月18日金曜日
イメージを共有すること
近頃iPadの中のビデオや、図を利用してをテニスを指導する場面が多くなっています。
戦術を踏まえた上で球出し練習やポイント練習を行う為には、子ども達にきちんとそのイメージがあるかどうかということが大切になってきます。
いくら指導者が良い練習内容を準備していても、子ども達に指導者と同じイメージがなければその練習の効果というのも半減、いや激減してしまうことでしょう。
「想像力を持って練習して」この言葉がどれだけ無駄なものか。
(もちろんイメージのある子にとっては有効なアドバイスになるでしょう。)
だって子ども達にイメージ自体がないのですから、何を想像しろというのでしょう。
子ども達にイメージが無いのであれば、私達指導者がそのイメージを具体的に提示するしかありません。
例えばフランスで毎日プロ選手のプレーを目の当りにしながら、テニスをしているジュニア選手。かたやいつも山形県のジュニアトップ選手を見ながらテニスをしているジュニア選手。将来的にプレースタイルは明らかに違ってくるでしょう。
「想像出来ない事は実現不可能」
私が大切にしていることです。
目標でも、テニスのプレーでもこれは一緒。
だからいかに子ども達がイメージを作ることが出来るような環境にするか。プロ選手のプレーを毎日見る環境がないのであれば、それに近い環境を作り出すことが重要です。
環境を嘆いているばかりではキリが無いですからね。
まだ実力的には足りないが、海外のトーナメントに挑戦するというのもその場所やトーナメントを自分の目で見てイメージを作るという意味で非常に大切なことです。
言葉だけでイメージを説明してもきちんと伝えることって難しい。
そんな時は絵で見せると1回で子ども達は理解してくれます。
だからiPadなんです。
2011年2月17日木曜日
作戦を立てるということ
2011年2月15日火曜日
友人結婚式
2011年2月13日日曜日
ハンチュコバ選手 パタヤオープン優勝!
バランスの良いサーブと、抜群のボールとの距離。
決勝はイタリアのERRANI選手に6−0、6−2です。
大会を通じて一番安定していた選手ですね。
今後の活躍が楽しみです。
ハンチュコバ選手 今大会の調子の良さはコレか?
ハンチュコバ選手のミニテニスからロングラリーへの様子。
ここまで丁寧にそして正確にミニテニスを行っている、ハンチュコバ選手。
今回のパタヤオープン決勝に進出の背景には、練習の入り方に秘密があった。
2011年2月11日金曜日
パタヤオープン2011 シングルス準々決勝 レポート
今日のパタヤオープンの準々決勝のZvonareva選手対Peng選手の試合は今回観戦した中のベストマッチでした。
私がその試合で感じた事を箇条書きで記載します。
Zvonareva 6-4, 4-6, 6-4Peng(全豪で本戦3回戦で森田あゆみ選手に勝利)
Peng
早いテイクバックで相手の動きをみて、相手の体重ののった方とは逆に打つのが上手い。
バックハンドはテイクバックがほぼ無しの角度だけでコースに返せる(フェイスアップ)のでミスが少ないため、相手へのプレッシャーは大きい。杉田選手と似ている。
ラットショットを使うタイミングなど球種の選択ミスが少ない。バックハンドラットショットも武器。
相手のダウンザラインをクロスコートへの切り返し又は相手が戻ろうとするバランスをみてダウンザラインへ
かなりダウンザラインが効果的でたびたび相手は逆をつかれていた。
Zvonareva
お決まりのパターンのクロス、オープンコートへのダウンザラインのパターンを持っている。
4-4でブレークして次の大切なゲームは全てファーストサーブを入れてキープ。最後はワイドに抜いたスライスでミスを誘う。欲しいポイントでの集中力が高い。
追い込まれても最後にスライスで触って相手のミスを誘う。
後ろに下がりながらの高い打点でコースを隠しながらのバックハンドダウンザラインが相手のバランスを崩してPengが見逃す場面が多い。
セカンドセット相手の逆をつこうとしすぎたか、打点が落ちチャンスボールを決めきれず落とす。
ファイナルセットはオープンコートにしっかり打つことでまた流れを引き寄せることが出来たが、3-4で何度もブレークポイントを凌ぐ精神力はさすが世界トップ3の選手です。
お互いの駆け引きが分かる面白い試合でした。
Peng選手は両手打ちで、かなりボールをハードヒットする選手なのかと思っていましたが、ラットショットを打つタイミングを逃さずかなり戦術を考えて球種を使い分けているのが印象的でした。
ERANI 2-6, 6-3, 6-2 Voskoboeva
昨日の森田選手に引き続き、ERANIは3試合逆転がちです。
Voskoboevaは1stセットはバカ当たりで、手が付けられない状態。しかし徐々に相手の調子が落ちて来た時に、ERANI選手の安定したプレーが上回り勝利したという試合です。
イタリア人のERANIはウインドミルを多様しているのですが、ミスが非常に少ないということが安定したプレーを支えています。
今回女子のトップ選手の試合を見ていて、僕が想像してたよりもコートの真ん中付近にボールを打つケースが多いという印象を受けた。
ディフェンスの時だけではなく、リターン、ニュートラルの状態でもコート真ん中付近に深いボールを打ち、そこから角度をつけるという展開が多かったです。
ジュニアを見ていて感じるのはかなり難しい所を狙ってのサイドアウトミスが多い。もう少しターゲットを中に設定してプレーをさせていく必要もあるのではないかと感じた。
今日の試合の様子をご覧になりたい方はこちらから
パタヤオープン2011 コウキ編
2011年2月9日水曜日
パタヤオープン2011 Special Tuesday
昨日パタヤオープンに行ってきました。
バンコクのエカマイにあるバスステーションから約2時間でパタヤに到着。
バスの中ではiPadでsocial networkを見て快適バスライフを演出。時間を有効に使うことが出来るのでiPadは最近必須です。ね、健介コーチ。
伊達選手の活躍はアカデミーのWebサイトに書いたので、こちらのブログではハンチュコバ選手・イワノビッチ選手・ヅボナレワ選手を見ての感想を。
まず驚いたのがハンチュコバ選手の安定感。サーブの精度が非常に高く、フォアハンドで構えた時の両足、左手で出来た三角形が非常にキレイで威力も十分。奈良選手に攻められた時はポジションを少し下げ、スライスで何度か返球している場面がありましたがこのような対応をするとは思っていなかったので驚きました。もう少し変化のないプレーをするのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
イワノビッチ選手はフォアハンドの回り込みのタイミングが良い。相手のスライスや甘いボールを見逃さずに回り込んでいたのが印象的でした。
ヅボナレワ選手はディフェンスが固い。相手もすごく良いプレーをしていたのですが最後は根負けしている感じ。時折、フォアもバックも相手のタイミングやバランスを崩す高いショットを上手く混ぜてプレーしていました。
この3人でもディフェンスの安定度が高かったのはヅボナレワ選手。だから今世界ランキングでトップ3にいるのでしょうね。
攻撃力に目がいきがちですが、防御力というのはテニスで非常に大切ですね。
これはまさしく昨年のアラチャレの課題。
明日、明後日とまたパタヤオープンにいく予定なので、さらに沢山の情報を得てくるつもりです。
アカデミーのWebサイトに、昨日の写真・ビデオをアップしていますので興味のある方はぜひ。
http://blog.livedoor.jp/apfacademies/archives/1676294.html
2011年2月8日火曜日
パタヤオープン2011 伊達公子選手
現在タイのパタヤではWTAのパタヤオープンが行われています。
明日は伊達公子選手、森田あゆみ選手、奈良くるみ選手の1Rが予定されています。
昨年伊達選手は足の怪我の為、残念ながらリタイアをしました。
今年は体調不良で体力的に十分な状態ではないということですが、やってくれることでしょう。
伊達選手独特のタイミングの速いライジングショット、そしてネットへの展開を楽しみにしています。
明日は図ったかのようにアカデミーのお休みですので、バンコクから1時間半かけて私も観戦しに行ってきます。
それではまた明日。。。
明日のOrder of Playです
http://www.pentanglepromotions.com/pattaya-open/OrderOfPlay_2011.html
明日は伊達公子選手、森田あゆみ選手、奈良くるみ選手の1Rが予定されています。
昨年伊達選手は足の怪我の為、残念ながらリタイアをしました。
今年は体調不良で体力的に十分な状態ではないということですが、やってくれることでしょう。
伊達選手独特のタイミングの速いライジングショット、そしてネットへの展開を楽しみにしています。
明日は図ったかのようにアカデミーのお休みですので、バンコクから1時間半かけて私も観戦しに行ってきます。
それではまた明日。。。
明日のOrder of Playです
http://www.pentanglepromotions.com/pattaya-open/OrderOfPlay_2011.html
2011年2月7日月曜日
卒業生の活躍
2011年2月5日土曜日
2011年2月3日木曜日
フェドカップ2011 アジアオセアニアゾーングループ1
5年振りの日本代表の試合の観戦。
前回はタイと日本のデビスカップをラマガーデンで応援しました。
今回初めてフェドカップを見ましたが、通常のトーナメントではない独特の雰囲気がありますね。
日本チームは昨日のカザフスタン戦、今日の韓国戦に勝利しグループリーグトップ通過に王手。ワールドグループプレイオフ進出を願っています。
今回全豪準優勝である中国のLi NaやZHENGを見る事が出来ると楽しみにしていただけに、彼女達が出ないのは非常に残念でした。日本以外はその国のトップの選手が出ていなく、あまり力をかけていないのがうかがえます。
森田あゆみ選手に負けはしましたが、カザフスタンのカラタンチェバの安定したプレーや、しつこさは非常に参考になりました。パタヤオープンでも見たことがあったのですが、この選手に勝つには根気または一発のショットの威力が必要になるのでしょうね。
そのように相手に思わせる選手とトーナメントで1回戦で当たる選手は嫌だろうな。
土曜日の決勝にはプレイヤーズクラスのメンバーが応援に駆けつける予定です。
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