"In the Zone" - the mental state in which a person is fully immersed in a feeling of energized focus
2011年2月18日金曜日
イメージを共有すること
近頃iPadの中のビデオや、図を利用してをテニスを指導する場面が多くなっています。
戦術を踏まえた上で球出し練習やポイント練習を行う為には、子ども達にきちんとそのイメージがあるかどうかということが大切になってきます。
いくら指導者が良い練習内容を準備していても、子ども達に指導者と同じイメージがなければその練習の効果というのも半減、いや激減してしまうことでしょう。
「想像力を持って練習して」この言葉がどれだけ無駄なものか。
(もちろんイメージのある子にとっては有効なアドバイスになるでしょう。)
だって子ども達にイメージ自体がないのですから、何を想像しろというのでしょう。
子ども達にイメージが無いのであれば、私達指導者がそのイメージを具体的に提示するしかありません。
例えばフランスで毎日プロ選手のプレーを目の当りにしながら、テニスをしているジュニア選手。かたやいつも山形県のジュニアトップ選手を見ながらテニスをしているジュニア選手。将来的にプレースタイルは明らかに違ってくるでしょう。
「想像出来ない事は実現不可能」
私が大切にしていることです。
目標でも、テニスのプレーでもこれは一緒。
だからいかに子ども達がイメージを作ることが出来るような環境にするか。プロ選手のプレーを毎日見る環境がないのであれば、それに近い環境を作り出すことが重要です。
環境を嘆いているばかりではキリが無いですからね。
まだ実力的には足りないが、海外のトーナメントに挑戦するというのもその場所やトーナメントを自分の目で見てイメージを作るという意味で非常に大切なことです。
言葉だけでイメージを説明してもきちんと伝えることって難しい。
そんな時は絵で見せると1回で子ども達は理解してくれます。
だからiPadなんです。
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