2011年3月5日土曜日

信じること

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Tennis Navi で15歳の西岡良仁君がEl Salvador Junior Open 2011(G4)で先々週に優勝をしたことを知りました。このEL Salvadorとは中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカで、海外渡航情報では常に「十分に注意して下さい」が出ている程に、犯罪が非常に多い地域だそうです。
そして今週はCopa Universidad Galileo 2011で決勝まで進出しています。
実際にプレーは見た事がないのですが、泥臭いテニスをしているが、非常に根性のある選手だと聞いています。それ位じゃなきゃ、こんな危険な地域は回れないはず。

昨年この西岡君は今私達が参戦しているITF Bruneiでベスト4の選手で、今年はアジアは回っていません。

一昨年この大会を優勝していて、現在フランスで主に練習をしているという岸リョウタ君は、現在79位で今週はタイで行われているITF Thailand G1にエントリーしているようです。

強い選手は、次の年又は翌々年で、同じ舞台で戦うのではなく次のステージにステップアップしています。

常に同じ舞台でプレーしていては、そのステージに慣れてしまい次のステージで勝つためのプレーのイメージが薄れてしまう又はイメージ出来ないのではないかということを、会場で小島コーチ(長塚京子プロをコーチされていた方)とお話をさせて頂きました。僕も同じ考えです。

その子のレベルにあった現実味のある話をしなければならないことは当然です。
しかし本当に世界を目指しているのであれば、来年この舞台に戻ってくることはないと強い意志をもって戦わなければ、来年も同じスケジュールを組まなければいけないことになるでしょう。

私はこのように自分の子ども達にはアドバイスをしたい。
本気でこれを信じて頑張る事が出来る中の一握りがきっと次のステージに行けるはず。

明日からITF Brunei 予選が始まります。

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