2009年1月31日土曜日

黄金の左利き対決

全豪オープンも残すところ男女決勝を残すのみとなりましたね。
現在STAR SPORTSでナダルとベルダスコ(共にスペイン)の試合の再放送を見ているのですが魂と魂のぶつかり合いですね。
2人とも本当にファイターです。
結果も知っているし、1時05分ですが、見てる僕まで熱くなって目が離せません。

内容では圧倒的にベルダスコが上回っていると思うのですが、このテニスをされてもナダルはよく勝利しましたね。紙一重だと思います。

今ベルダスコが4thセットを取ってファイナルセットに入りました。
もの凄い形相でのガッツポーズです。

このベルダスコですが、昨年の全仏オープンの時に、金子コーチが素晴らしい選手だと教えてくれた時から注目するようになりました。

何が素晴らしいかというと、まずは戦う姿勢と、何よりもフォアハンドのプレースメントと破壊力、切れ味がもの凄いです。
クロス、ショートクロス、ダウンザラインのコース変更の正確性が際だっています。
相手はヘービートップスピンのかかった、そして角度のついたアングルショットを返したと思うと、まさしくダウンザラインのストレート、そしてバックハンドダウンザラインと次々に鋭いショットが相手コートにつきささってくるのをしのがなければいけません。

対戦相手は攻撃が止むまで必死でガードをしながら殴りつけられているボクサーの様な感じを受けるのではないでしょうか。

フォアハンドはもの凄いのですが、それを活かすためのフェイスアップでの正確なバックハンドクロスコートも見逃せない技術です。
(APF ACADEMIESではフェイスアップバックハンドを一般クラス、ジュニアクラスで3年前から指導しています)

ストロークの配球、手首の柔らかさやしなやかさは、一般プレーヤーも真似していきたいですね。
彼のテニスをみると、クロスコートは「ラケット面の角度が命」と僕が最近のレッスンで言っているのも納得できると思いますよ。

皆様もチャンスがあれば是非ベルダスコ選手の試合を見てはいかがでしょうか。

ファイナルセットはナダルが積極的に攻めていますね。
あと30分位で終了かな。

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