2011年3月31日木曜日

ユーモアセンス?それとも・・・

タイのNo1フリー紙の別冊mocaにてAPF ACADEMIESの紹介をして頂きました。
何度こういった紙面に載せて頂いてもいつも嬉しい気持ちになります。
さっそく実家用と自分用で2部ストック。

取材にご協力頂いた生徒の皆様有り難うございました。



2011年3月27日日曜日

日本人選手の活躍

2007年の11月8日。ホップマンカップアジア予選に出場した17歳の錦織圭選手と同じく17歳の森田あゆみ選手に撮って頂いた写真。

金子コーチこの時の記事はこちらから
http://www.tennis-navi.jp/blog/hidekikaneko//003077.php

ホップマンカップアジア予選2007年結果
http://www.asiantennis.com/latest/Hopman%20cup.htm



この数ヶ月後の2008年2月のDELRAY BEACHでアメリカのジェームスブレイクを倒し、初ATPタイトルを獲った時のビデオを今何度も繰り返し見ています。
目的の1つは18歳になった時の目標とするプレーの設定、そしてもう1つは世界屈指の技術とスピードを持っていると言われるフットワークを研究する為です。

現在錦織選手の世界ランキングは62位。
残念ながら本日Miamiで行われているSony Ericsson Openの2回戦で世界ランキング1位のラファエルナダル選手に4−6、4−6で敗れましたが自身が持つ最高ランキングの56位を更新するのも時間の問題でしょう。
また同じく今日、添田豪選手が中国のPingguoで行われたチャレンジャー決勝で、イギリスのBACHINGER選手に6−4、7−5で勝利し優勝。
これで2週間後のランキングは80位台に上がり、French Open本戦インが当確になったそうです。
添田選手に3週間帯同されていた、シンガポールの越智コーチのサポートもこの結果に結びついた1つの要因でしょう。
添田選手、浜浦トレーナー、越智コーチ、おめでとうございます。

2011年3月25日金曜日

オレンジ軍団

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今回のジュニアチャレンジのT-シャツはオレンジを選んだのですが、大正解でした。
元気な子ども達にぴったりで、すごく似合っています。

春休み特別企画の3日間集中レッスン(Junior Challenge)も今日で2週目が終了です。
日に日に上達をしていく彼らと接していると、いつも子ども達の無限の可能性に驚かされます。
3週目は来週水曜日からの3日間、21名のジュニアで頑張ります。

私の自慢の生徒達の写真はこちらから↓↓

APF_Academies_on_flickr






2011年3月24日木曜日

戦友よ

中村コーチが今日の早朝便で日本に本帰国。
これまでバンコクで一緒に現場で仕事をしてきたコーチでは、最長の3年間を一緒に過ごしました。
沢山の思い出がある中、僕が1番思い出に残っている写真がこれ。
APF DOMEを建設中の現場で一緒に撮ってもらった1枚。
あの時インドアテニスコートが出来上がるまでの期間どれだけ待ち遠しく、そしてどんなに嬉しかったか。あの時の気持ちが凝縮された大切な写真です。

中村コーチから帰国すると告げられてから、納得しなくてはいけない気持ち半面、すごく残念で最後の日に笑顔で送り出してあげれるかすごく心配でした。
でも先ほどスタッフで一緒にご飯を食べ、最後は笑顔で再会を約束して握手をして別れました。
「海外で働いている人は、何か特別な思いがあって来ている。」
英樹さんからよく聞く言葉で、僕もそう思います。
きっかけは色々だけど、私も中村コーチも特別な思いがあってタイで働いていました。
働いているという表現よりも戦っているの方が近いかも。
中村コーチは僕の大切な戦友です。

私はテニスコーチという職業で本気で戦っていきたい。
中村コーチも東京でテニスコーチをされるということだから、またテニスコートで一緒に笑顔で会えることを楽しみにしています。

中村コーチ、また会える日まで。Good Luck!

2011年3月23日水曜日

東北地方太平洋沖地震への寄付

海外からですが、私も何かお手伝いが出来ないかと思いテニスプレーヤーズの募金活動に協力しました。
少しでも被災者の皆様の力になれることを願っています。

【 For the people! 】
「プロもアマチュアも一緒に!」 テニスプレーヤーがすすめる募金活動
寄付のご協力お願い致します。
http://justgiving.jp/c/4434









本気の失敗には価値がある

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「本気の失敗には価値がある」
小山宙哉作の宇宙兄弟という漫画(単行本11巻)の中で主人公である南波六太がいう言葉です。

私は以前読んだ本の中で、「失敗は成功と表裏一体なのではなく、同一直線上に存在している。失敗という点を打ち続けることでいつしか成功に変わっていく」という言葉に出会い、失敗に価値を感じ私の中でとても大切なものとなりました。

今回出会った「本気の失敗には価値がある」は、私のこの考えをさらに掘り下げて深めてくれる言葉でした。

イメージトレーニング研究・指導のパイオニアである西田文郎は本気という言葉を次のように表現しています。
「本気というのは本当の一生懸命である。本気が不可能を可能にする。」

相手を本気にさせる為にはまず自分が本気でなくてはいけません。
今年の私のテーマです。

2011年3月17日木曜日

頑張れ日本!!

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東日本大震災後、常に日本の情報、家族、そして友人の様子が気になる中、そんな気持ちを少しでもまぎらわせてくれる彼らの笑顔。
写真は春休みジュニアチャレンジに参加している子ども達です。

今日は山形は雪が降っていると聞いています。
被災した方の不安が少しでも和らぐ為に、早く春の訪れを祈るばかりです。

2011年3月15日火曜日

東北地方太平洋沖地震のお見舞い

東北地方太平洋沖地震災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被災された皆さま、ご家族の皆さまに対して謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心よりお祈り致します。

2011年3月10日木曜日

フットワークを大切に

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ITF Bruneiの第1シードのインドネシアのEga選手。(ITF Junior Ranking198位)
18歳ながら身長はそれほど高くなく、体も小さいので一見強そうに見えませんが、今日もシングルス2Rを勝利して明日に駒を進めました。
試合の後何が課題と質問すると「サーブ・フォアハンドの強化が大切です。」
結構この答えをする子が多いです。雑誌やコーチのアドバイスの影響で、この2つのショットを強化ポイントとして挙げる場合も多いでしょう。もちろん「サーブとフォアハンド」は強化しなければいけません。(世界で活躍する選手は今のトップ選手を見ていると必須ではないでしょうか)
でも体の小さい選手が、大きい選手よりもパワフルなサーブ・フォアハンドを打つ事は現実的になかなか難しいのも事実。
そういった選手が何を伸ばさなければいけないのか。
コート上での動きの速さと持久力、1歩目の反応、そして読みといったことを意識した上でのフットワークを強化していくことがキーではないでしょうか。
この第1シードの選手は自分の打ったショットで相手のボールがどこに飛ぶかという読みと、動きでカバーしています。
決してボールの強さはこのトーナメントで1番ではありませんが、ボールの深さ、相手のショットへの読みはこのトーメンとでは上位にいます。

でもフットワークを良くするには、苦しいハードワークをしなければいけませんので、それに耐える心、そしてそのトレーニングをオンコートで発揮できるかどうかというのも大切になってきます。
冬のオールアウトチャレンジで田中歩トレーナー、今回小島コーチとのお話の中でフットワークの重要性を色々とアドバイス頂き、いま再認識しています。

トッププロでは、スペインのフェレール選手、錦織圭選手はフットワークが非常に良い選手です。

明日このEga選手はサーブ、フォアハンドの強いタイの選手と対戦になります。
注目して見たいと思います。

2011年3月7日月曜日

卒業おめでとう

APF ACADEMIES卒業生の長南友貴君が、相生高校を無事卒業したと連絡をくれました。
非常に充実した高校生活であったことが、この写真から伺えます。
卒業後は関西学院大学に進学し、テニスを頑張るそうです。
新天地での活躍を応援しています。

2011年3月6日日曜日

自分のテニスって?

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今日はITF Bruneiの予選1、2回戦が行われ3人中2人が勝利し本戦に進むことが出来ました。明後日から本戦がスタートします。


「自分のテニスをすることが出来ませんでした!」
試合に負けてしまった後に子ども達からの反省でよく聞く、又はコーチが子ども達に自分のテニスが出来なかったな、なんて言ってしまう場面があると思うのですがこれってどうかな?と私は感じます。

テニスは相手がいるスポーツで、相手を負かす為には色々な戦術を使う必要があります。
これは良く私が子ども達に言う事なのですが、例えば自分のテニスのパターンが「チョキ」で相手のパターンが「グー」であればどんなに気合いを入れてチョキを出したとしてもグーに勝てるわけはありません。勝つ為にはパーを出さなければいけないわけです。もちろんこんな単純なことではないのかもしれませんが、相手に勝つ為の方法を常にさぐらなければいけないのがテニスだと私は考えます。
もちろんコートサーフェスが違えば、そこで用いる戦術も変えなければいけません。

私は今回のブルネイ遠征でタイでテニスコーチをはじめて6年で久しぶりに沢山の日本人のテニスのプレーを見ました。
正直「この子考えてテニスしているのかな?」という子がほとんどです。(私の生徒も残念ながらそういう場面が見受けられます。)
試合中必死でチョキを出し続けています。
もちろんそういった子が強い場合もあるんですよ。

私はこれは子ども達だけの問題ではなく、コーチの指導も大きく影響していると思います。
短いボールの処理が悪ければ、その処理を良くするための練習をしなければ良くなることは決してないですし、ディフェンスの場面でオフェンスをしてしまう子には、そのシチュエーションを徹底的に指導するべきです。
でも指導者の設定する練習は単純なクロスラリーを永遠に続けること。
これじゃ本当に大切な問題を解決することは無理ですよね。
想像力を持ってテニスをしなさい。
言葉を並べるだけで、クロスラリーを続けていては想像力は出て来るとは思いません。

日本人は練習量が多く、とても真面目である。
量が大切なのは私はまったく否定しません。でも質の伴わない量はいかがでしょうか。

子ども達のテニスの方向性を決める、彼らを導くことが出来るからこそ、そこには大きな責任があります。
言葉と行動は慎重に選ばなくては。

これは自分への戒めでもあります。

2011年3月5日土曜日

信じること

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Tennis Navi で15歳の西岡良仁君がEl Salvador Junior Open 2011(G4)で先々週に優勝をしたことを知りました。このEL Salvadorとは中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカで、海外渡航情報では常に「十分に注意して下さい」が出ている程に、犯罪が非常に多い地域だそうです。
そして今週はCopa Universidad Galileo 2011で決勝まで進出しています。
実際にプレーは見た事がないのですが、泥臭いテニスをしているが、非常に根性のある選手だと聞いています。それ位じゃなきゃ、こんな危険な地域は回れないはず。

昨年この西岡君は今私達が参戦しているITF Bruneiでベスト4の選手で、今年はアジアは回っていません。

一昨年この大会を優勝していて、現在フランスで主に練習をしているという岸リョウタ君は、現在79位で今週はタイで行われているITF Thailand G1にエントリーしているようです。

強い選手は、次の年又は翌々年で、同じ舞台で戦うのではなく次のステージにステップアップしています。

常に同じ舞台でプレーしていては、そのステージに慣れてしまい次のステージで勝つためのプレーのイメージが薄れてしまう又はイメージ出来ないのではないかということを、会場で小島コーチ(長塚京子プロをコーチされていた方)とお話をさせて頂きました。僕も同じ考えです。

その子のレベルにあった現実味のある話をしなければならないことは当然です。
しかし本当に世界を目指しているのであれば、来年この舞台に戻ってくることはないと強い意志をもって戦わなければ、来年も同じスケジュールを組まなければいけないことになるでしょう。

私はこのように自分の子ども達にはアドバイスをしたい。
本気でこれを信じて頑張る事が出来る中の一握りがきっと次のステージに行けるはず。

明日からITF Brunei 予選が始まります。

人としての成長

朝のランニングから戻ってきて、これから食事です。

彼らは今後沢山の人と関わっていきます。
挨拶・食事・行動等のマナーをきちんと学び、人として成長していかなければいけません。

今回、とても多感な中学2年という時期に彼らの人生に携わったわけですから責任を持ってそのあたりを伝えたいと思います。

2011年3月4日金曜日

世界基準のコートって?

ブルネイに無事到着し、さっそく会場のナショナルテニスセンターで練習してきました。
注目はここのハードコート。
球足が遅くてかなり跳ねます。強調させて下さい、『かなり』です。

トップスピンを打てばボールがコートに噛み付いて、一気に跳ね上がり、スライスは1度バウンド時に勢いが止まってから飛んでくるような感覚を受けます。

私達のアカデミーもこことほぼ同じサーフェスなのですが、それ以上にスピンでのボールの上がる角度が鋭い。ボールから目を離すと簡単にフレームショット、又はボールの勢いを押さえきれずにアウトをしてしまいます。ですから明日もこのコートで調整が出来て、試合に臨めるのは非常に有り難いです。私達のチームの3名は1日寝て、明日は今日以上に対応できるようになっていることでしょう。

とても跳ねると強調しましたが、世界基準はこういったコートなんだそうです。
僕は世界各国を回った経験があるわけでは無いのですが、世界を転戦していた全日本チャンピオン、世界で活躍する選手についていたコーチ等が言うことですから間違いないでしょう。

オムニコートの様なボールが落ちた後バウンドの低いコートで磨きをかけたテニスで、本当に何時間でもコートを走り回ることの出来るスペイン人と対等に戦うことが出来るのか。間違いなく『No way』でしょう。

よっぽどの対応力、そして実力的に飛び抜けている選手は例外としているかもしれませんが、他大多数があまりにも違う跳ね方に面食らってしまうのではないでしょうか。

「何とかなるでしょ」こんな安易な考えもあるかもしれませんが、付け焼き刃の技術では最初の1セットは良くてもそれ以降で相手に捕まるでしょうね。

日本で活躍するジュニア選手も何名か来ていますので、どのような対応力を見せるのか注意深く見てきます。

2011年3月3日木曜日

ITF Brunei 遠征

明日からITF Bruneiに4選手を引率してきます。
急遽ですが、4選手と一緒にトーナメントを戦うことになりました。
この4名は中学2年の同級生。
先日のITF Maraccaでシンガポールプレイヤーズクラスの笠原正基がITFポイントを獲得したことで、他3名もこの大会でポイント獲得に意欲を燃やしていることでしょう。

私も今回の遠征はかなり燃えているのですが、これまでの取り組みがどのように発揮できるのか、そして彼らの現状を把握しながら冷静に戦ってきたいと思います。

ブルネイから良い報告が出来ることを願って。。。