2011年6月14日火曜日

子どもを育てる為に必要なこと

今読んでいる、前ジェフユナイテッド市原・千葉ジュニア担当コーチの池上正さんの「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」という本の中で何度もはっとさせられる文章に出会います。
その1部を要約して紹介します。
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指導者が自分の教えている子どもをJリーグで活躍する選手に育てたかったら、目先の勝利よりも子どもが本当に楽しめているかを優先すること。子どもが楽しめるよい練習、質の高い練習、100%の力と100%の力の前向きな気持ちでプレー出来る試合をさせてあげること。自分で考えてサッカーをやれる子ども達を沢山育てて下さい。そうすれば、自然と結果はついてくるでしょう。そして、その中から必ず将来プロの世界へ飛び立っていく子どもが出ていきます。

子どもが自分から進んでやるということが本当に大切。
サッカーが大好きだから、一生懸命サッカーをする。大好きだから興味がわき、どうしたら上達するか、試合でうまくいくか、色んな事を自分で気づいて考えながらやってほしい。そういった時間の中で子ども達は、間違いなく上手くなっていく。
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これを読んで頭の中のもやもやが一気に晴れた気がします。
育成に携わる指導者として、何を目指していけば良いのか、そして自分がどういう方向性で子ども達を育てていけば良いのかという具体的なイメージがすごく湧いて来ました。

中学校の教員を経てテニスコーチを始めて7年、指導者としてまだまだ勉強していかなくてはいけません。
「今この時期にこの本に出会えて良かった」と心から思います。

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