2009年6月2日火曜日

フレンチオープンから現代のテニスを学ぶ

昨晩はなぜか部屋のケーブルテレビが映らなかったので、近くのコーヒーショップでフレンチオープン観戦。
デルポトロとソンガのベスト8をかけての試合は3−1でデルポトロの勝利。
2人の桁外れのボールのスピードと気持ちの入った試合に、私も手に汗握り、自然と拍手をしていました。
デルポトロを初めて見たのは2年前はタイランドオープン。その時はこれから必ずトップに入ってくる選手と注目されていたので楽しみにしていたのですが、身長が高くとても良いサーブと弾道の低いフラット系のフォアとを打つもの、思っていたよりも動きが鈍く本当にトップになるのだろうかと?でした。試合も1回戦か2回戦でカナダのダンセビッチに敗れたはずです。
それが昨日の試合を見ると、ボールへの入り方が格段に速くなっていて、高速フォアハンドと安定したクロスコートバックハンドにソンガがついていけずにいました。

フォアハンドは逆クロスのラットショット(このショットは最重要ショット)がとても有効的で、高いボールだけでなく、低いボールまでラットショットを打ち続けるので、ソンガがバックハンドでスイートスポットを外される場面や、スライスでしのぐ場面がとても多かったですね。

理想的な攻めを展開していました。

プレイヤーズクラスの元基はバックハンドは片手なのでデルポトロとは違いますが、フォアハンドはラットショットが武器で、僕はデルポトロと似ていると思っています。
これから和製デルポトロが大暴れするのを楽しみにしています。

頑張れ元基。

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